本格的に寒くなっていよいよベッドから出るのに一苦労な最近です。
最近は…というかいつもですが(笑)見事に引き籠もりながらギターを弾いています。
今ね。せっせと録り進めている曲があって、その曲のギターの音をもう一歩追い込みたくて
思い立ったら即行動という事で
リアンプ作業をしにレコーディングスタジオへ行ってきました。
ちゃんと外に出たのってこれ位です(笑)
同じ事をtwitterにも書いたんですが、リアンプって何?という声もあったので。
確かにギタリストでもなくレコーディング経験もなければわからなくて当然ですよね。
説明してみようかと思います。上手に出来るだろうか…?
リアンプっていうのはね。
まずギターの録音手法は2つに分けられていて
アンプ録音→ギターアンプにマイクを立てて録音する手法
ライン録音→ギターからPCに直接取り込む手法。
2つの録音方法があって。
この2つの方法をギタリストは好みや環境でどちらかの手法を選ぶんです。
自分的な各録音方法のメリット、デメリットとしては
アンプ録音
メリット→一番ギターらしい良い音がする。
デメリット→家の作業部屋にでっかいアンプがあると邪魔 家で爆音鳴らせない人も居るだろうし、当然スタジオでの録音になるのでスタジオに出向く手間やスタジオ料金がかかる。
一度録音してしまったら後で音色が気に入らない時に差し替えが出来ず、録り直しになる。
ライン録音
メリット→録音後もある程度自由に音色の差し替えが出来る。スタジオに行く手間、時間、予算は一切かからない。ギターアンプ使わなくていいので邪魔にならない。
デメリット→シビアに録った音を聴くとやっぱりアンプで録った音より嘘臭い音がする。音に味気がない(最近は優秀なアンプシュミレーターが沢山出てるんでそこまで気にはならないけどね。)
と。ザックリとはこういう印象を受けています。
曲によってはアンプの方が良い場合もラインの方が良い場合もあるし
予算の下りないレコーディングでは経費削減の為にラインにしたりとか、環境によってもチョイスを迫られる訳です(笑)
前置きが長くなってしまいましたが、リアンプってのは
「一度ラインで録音した音をアンプから再生して、マイクで録音し直す事」です。
要するに、自宅作業場でラインレコーディングしている内に
「う〜ん…この曲にこの音…絶対アンプで鳴らした方が曲に合ってるだろ…」と思いはじめちゃって、妥協したくないのでスタジオに駆け込んだという訳です(笑)
そして新宿御苑のいつもお世話になっているレコーディングスタジオへ。
今回エンジニアさんに用意して頂いたのがマーシャルJCM-2000とLEGACY
マーシャルは自分のアンプも同じマーシャルなので自分のイメージに一番近い音作りが出来るっていうのと
少し冒険してみたいという気持ちもあるので初めて使うアンプも欲しくってLEGACYを。
LEGACYはスティーブヴァイのシグネイチャーアンプとかも出してたので知っては居たけど鳴らすのは初めてでね。
いやー…良い音してた!!ハイゲインなアンプは好きになる物結構少ないんだけどこれは好きだわ。
てな感じでリアンプ作業も無事終わり、エンジニアさんと音楽談義を数時間して帰りました。
今年はこのリアンプした曲をMIXしてる内に終わっちゃうんだろうな…良い仕上がりになりますように。
そして帰り道の新宿駅前。
綺麗やね。もうクリスマスも近いんやねぇ…予定もない癖にこういうの見ると無駄にワクワクしてしまいます(笑)
随分と長い記事になってしまいましたが、今日はこん位で。
寒いんで皆さん風邪等ひかないようにね。
それではまた。